この記事では、接客で緊張してしまう人のためにちょっとしたコツを伝授します。
あなたは人前で緊張するタイプですか?
とくに仕事を始めたばかりの新人さんは、慣れないことも多く、あたふたしてしまうことも多くあると思います。
しかし、たとえ経験を積んでいたとしても、その人の性格によってはいつまでたっても緊張してしまうこともあります。
本番であがらないために、普段から「3つの心がけ」を意識してみましょう。
むずかしいことではありません。ちょっとした意識の変化で、緊張がウソのように消えて無くなることもありますよ。
積極的に質問する

苦手なことは自分から実践していく。それが改善への近道です。
人前で極端に緊張してしまう人は、人に話しかけることに大きな困難があります。
人に見られているのが気になる、そして、話しかけるときにはもうあがってしまっているのです。
怖がっていては何も起こらないですから、まず「恐れ」に立ち向かってみましょう。
恐怖を克服する最も有効な策は、「恐い」と感じることをやってみることです。
たとえ知っていることでも、あえて質問してみることがその第一歩。
質問することは、急に雑談を始めようとするよりも比較的ハードルが低く、話すトレーニングには最適です。
「今」に集中する

先のことを考えすぎてもキリがありません。そればかりか、悩むことで緊張の原因をつくってしまっています。
知性が高く、冷静な人ほど、先のことに不安を覚え、話すことにプレッシャーを感じやすいものです。
「このプレゼンの後どんな質問が飛んでくるんだろう?」「今日来るお客さんは確か気難しい人だったなぁ……」
このように、先のことを読もうとしすぎて気持ちにブレーキがかかり、気が沈んでしまいます。
心配になってあがりやすくなっているのです。
まずは、起こってもいないことを考えすぎるのはやめましょう。
予測が必要になる場合もありますが、緊張することに悩むくらいなら、悪影響のほうが目立ちます。
あなたは、本番に向けて相応の準備はしているはずです。考えるのは、結果を見てからです。
周囲を気にしすぎない

開き直りましょう。あなたには「気になること」でも、他の人にとってはそうではないかもしれません。
「この格好変じゃない?」「この言葉遣いで大丈夫だったかな」「緊張していると思われているんだろうなぁ」
周りの評価を気にしすぎるのも、緊張の原因です。
これについては、高い自意識を溶かすことが緊張を解く近道になります。
たぶんあなたは、「自分が細かいことまで気にしている」から、周りの人の目も同じだろうと考えてしまうのだと思います。
しかしそんな細かいところまで見る人は少数派です。みんなは意外と自分のことで精一杯なのですから。
むしろ「視野が広い」と自分の能力に自信を持つべきです。
「自分が思っているほど、人は自分に関心がない。」そう考え、のびのびやることで、あなたはこれまで以上に能力を伸ばしていけるはず。
まとめ
- 話すことから逃げずに、まずは質問からコミュニケーションを始めよう
- まだ起こってもいないことに悩むのはやめよう
- 細かいところに目が行く人は意外と少ないので、そこまで気にすることはない
いかがでしたか。
緊張は「直そう、直そう」と思うほど顔を出してきて、私達を苦しめます。
緊張をひとまず受け入れ、ゆっくりと自分の中で消化していきましょう。
緊張するのはなにも悪いことばかりではありません。
あなたは緊張するほどその仕事に真剣に取り組んでいる、と考えることもできます。
その意識に誇りを持ち、頑張りましょう!