この記事では、思い描くキャリアを歩むためにやっておくべきアクションを紹介します。
出世や仕事の割り振りは上司の印象によって決められ、自分にはコントロールできないと考えていないでしょうか。
最終決定の権限はないにしても、普段からキャリアパスを意識して行動を起こせば、希望を通せる可能性が高まります。
キャリアパスを上司に伝えてみる

ある程度キャリアイメージがあるなら、人事の見直しがされる時期に「将来はあの役職に就き、こんな仕事に取り組みたい」と上司に伝えてみましょう。
この際、プレゼン用の資料を用意しておくことで、「本気度」や「将来を真剣に考えていること」がより理解してもらえます。
定期的に希望を伝えていけば、なりたいポジションにより早く近づけるはず。
ただ、前提として「任された仕事をきちんとこなし、成果をあげている」ことが必要です。
仕事ぶりが認められているなら、希望が通りやすくなり、望んだキャリアを手に入れられるでしょう。
「今の仕事に向いていない気がする……」「やりがいを感じない」と思うのであれば、転職することもひとつの手段です。
現在は転職することがもはや当たり前となっており、転職を成功させるためのサービスも数多く登場しています。
オススメの転職エージェントなども紹介しているので、興味が湧いたなら見てみてください。
結婚や出産を控えているときは……
女性にとって、結婚や出産といった出来事が仕事に大きく影響を与えます。
産休をとったり、育休をとったりして、仕事に空白の期間ができるからです。
そのため「結婚します」「子供ができました」と会社に伝えると、出世の機会を与えてもらえないかもしれない……と心配に思う女性も多いと思います。
キャリアもイベントも充実させたいのであれば、あらかじめ計画を立て、上司に報告しておくのが良いでしょう。

自分のキャリアイメージを上司や上の人間に話し、その過程で結婚や出産など人生のイベントの計画を伝えましょう。
「出産後の働きぶりに不安がある」と思われているようなら、周りのサポートがあることや、行政のサービスを活用する予定があることを伝えれば、「後のこともきちんと考えているんだな」と安心してもらえます。
前もってプランを共有しておくことで、その実現に向けた業務の割り振りに協力してもらえるはず。
突然「結婚した」「妊娠した」と伝えるよりも、具体的なプランがあるほうが、会社側も人材をうまく割り当てられます。
あなたの考えるイメージを共有し、思い通りのキャリアを積めるよう周りにも協力を頼みましょう。
制度がないなら自分でつくる

いざ会社に入ってみても、入社前にイメージした働き方ができないことは多いですよね。
女性の場合は、とくにそんな傾向があるのではないでしょうか。
これまでの制度をつくってきたのはほとんど男性ですから、女性の望むキャリアプランを実現するには、また違った制度が必要になります。
会社も女性の扱いに慣れていないのです。
なら、「私の理想とする働き方を実現するために、会社はこうしてほしい」と、思い切って頼んでみてはいかがですか?
女性の社会進出もどんどん増え、より女性の視点が重要になるでしょう。
新しい視点で意見を述べることで気付きが増え、会社はさらに成長できます。
自分の望む制度をつくり、その先頭に立つ。
責任も大きいですが、やりがいはそれ以上に大きいです。
具体的なイメージが湧かないなら、お手本をメディアから探してみましょう。
イチから実績を積み、新たな会社の仕組みを作り上げた物語を通じて、様々な情報を得られるでしょう。
ノウハウが書かれた書籍も多数あります。図書館などで自分に合った情報を見つけましょう。
まとめ
- 希望する職種があるなら、プランを練り、上司に相談してみましょう
- 結婚や出産を希望している場合は、前もって伝えておきましょう
- 働きやすい制度を自分でつくることも考えましょう